2012年7月28日土曜日

Clean Hard Drive: Linux(CentOS) dd Commands

PCを中古屋に売るときや、廃棄するときにPCに入っているデータを消したいと思うのであるが、
ハードディスクドライブ(HDD)内のデータは、ただフォーマットをしただけでは完全に消去できない。

データリカバリ(復元)ソフトを使うことで、データを見られてしまうことがある。

そこで、できるだけ復元が困難になるようにすることが必要となる。


CentOSなどのLinux OSでは、ddというコマンドを使うことで、HDDの完全消去やデタラメなデータを書き込むことができる。


使い方:

以下のコマンドはrootで行う

ハードディスクにゼロ(0)を書き込む
# dd if=/dev/zero of=/dev/hda

デタラメ(ランダム)なデータを書き込む
# dd if=/dev/urandom of=/dev/hda



オプションで書き込むデータのブロックサイズの指定することができる。

何も指定しないときは、デフォルトの 512Byte で書き込みを行う。

ブロックサイズが小さいと時間がかかるので、ブロックサイズを大きくして書き込むと時間が短縮できる。

例えば、ブロックサイズ 10MB でゼロを書き込む場合
# dd if=/dev/zero of=/dev/hda bs=10MB



一度ゼロで書き込むだけでは不安なときは、最初にランダムに書き込んだ後にゼロにすると安心である。

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